【製品レビュー】コンチネンタル GRANDPRIX5000

みなさん、こんにちは。タイトルの通りですが、いまさらながらGP5000のレビューをさせていただきたいと思います。GP5000が発売されて比較的すぐに購入したのですが、GP4000が丈夫でしっかり長持ちしまして、全然変更する機会がなくここまで来ておりました。

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こんな方へ!

  • ロードバイクをカスタマイズしたいが何から始めればいいのかわからない
  • いろいろタイヤがあるがどれを選べばいいのかわからない
  • GP5000の使い心地を知りたい

ブラックチリコンパウンド

タイヤの素材開発では「転がり抵抗」「グリップ力」「耐久性」の3つが重要視されますが、3つ同時に実現するというのが難しいということです。Continental社は「ブラックチリコンパウント」というものを使ってこれを解決しているそうです。作り方は天然ゴムに合成ゴムを混ぜ、最後にナノサイズのカーボン粒子を混ぜ込むことで実現しているとのこと。

実際に手で触った感じですが、GP4000が比較的サラッとした感触ですが、GP5000は一種の消しゴムのような滑り止めのような粘る感触があり、指が滑らない感じがしますので、かなり違いを感じられます。

インプレッション:地面をつかむ!転がる!疲れにくい!

実際に乗ってみての感想です。私は25Cを使いました。やはり想像通り、かなりきっちり路面をグリップしてくれます。ダウンヒルの時も狙ったラインに乗ってくれる印象がありますし、コーナーリングも地面をつかんでくれる安心感がありました。また、この弾力性の影響か、かなり路面の振動も吸収しロングライド時の疲労も軽減されたと思います。

一方で、粘る素材だとすると耐久性が気になるところですが、不思議なことにタイヤが削れているという感じもなく、しかもしっかり転がるということで非常に技術を感じるタイヤです。メーカーが言うには、25cで10グラムの軽量化、転がり抵抗の12%の低減、耐久性の20%の向上を実現しているそうでです。

タイヤ幅はGP5000,GP4000ともに、きっちり25mmでした。

乗るのが楽しくなるタイヤ

しっかりグリップしてくれてバイクコントロールの精度があがることに加え、やはり振動吸収をしっかりしてくれているせいか、乗り味がスムーズで上質な印象になります。車でいうと高級車のサスペンションを味わう印象です。次に乗るのが楽しみになります。

耐パンク性能:ハイテク素材”Vectran”

ベクトランは1990年にクラレ社が開発したハイテク繊維です。非常に軽いのに、高い引裂強度を持っていて、これを編んだものをGP5000にパンク防止用に埋め込んでいるようです。まだ使いだしたばかりで耐パンク性能はわからないところではありますが、信頼できそうです。

結論:オールラウンダーとしてのGP4000の正当進化!マストバイ!

ということで、もともとGP4000を愛用していたわけですが、きっちりこれまでのGP4000のいいところがそのまま進化していると感じました。ロードバイクのカスタマイズはフレームやハンドル、ホイール等いろいろありますが、一番コスパがいいのはタイヤです!地面に接するパーツな上に常に回転させたり止まったりを繰り返すパーツがタイヤです。従ってタイヤが及ぼす影響はかなり大きく、もし何から手を付けたらいいかを聞かれたら、間違いなくタイヤと答えます。

タイヤも用途によっていろいろありますが、ロングライドからヒルクライム、レースまでオールラウンダーかつ、どの場面でも十分合格点がとれるのはGP5000だと思います。迷ったらこれを使いましょう!

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