こんにちは!今日は一風変わった土づくりを仕込んでみました。最近YOUTUBEをみていると、「菌ちゃん農法」なるものが散見されまして、要は従来のような鶏糞などの窒素分の多い肥料をすきこむのではなく、糸状菌の力を活用する農法のようです。
考え方
基本的には、糸状菌がカギになっているようです。糸状菌はいわゆる「カビ」ですが、この糸状菌は栄養分の移動を行っています。この糸状菌の中に窒素固定菌という空気中の窒素分を取り込む菌が強制しているようです。そのため、窒素肥料を入れなくても糸状菌がいれば大丈夫という理屈。豆類の根粒菌と同じような感じみたいですね。
これだけだと、糸状菌が大きくなるだけの話になってしまうのですが、ポイントは野菜と糸状菌がつながることのようです。つまり、植物の根が糸状菌とつながり、糸状菌から栄養を受け取るというネットワークができる、また、糸状菌を土中一面に広げることで畑中の養分を受け取ることができるようになるという考え方です。
したがって、この糸状菌の餌となる丸太や落ち葉を大量に畑に仕込むという作業を行います。
実際にやってみた
ということで、私の菜園でも物はためしということでやってみました。いったん一区画で様子見です。まずは2~3か月は糸状菌を広げる作業が必要なので定点観測したいと思います。まあ、落ち葉堆肥やキエーロコンポストも糸状菌がカギになるので、おかしなことにはならないような気がします。
まずは畝の両脇に溝を掘り、木の枝を入れます。なるべく乾燥していて、朽ちているものがいいようです。伐採枝の時間がたったものがあったので、いれてみました。
次に畝をかなり高めに仕上げ、その上に落ち葉を積みます。それができたら水をしっかり入れてから土をかけます。
最後にマルチをして、部分的に土で重しをします。糸状菌の育成には空気が必要、過剰な水は邪魔ということで、マルチには適当に穴をあけておきます。
さて、、、どうなることか。こうご期待です。
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